【鬱病 双極性障害と共存生活】

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【クルマレビュー】マツダCX-5 2016年式 XDプロアクティブ AWD



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マツダ魂動デザイン化されて初の市販化モデル。

マツダスカイアクティブ技術を導入し、尿素を使わず低圧縮比にて実現したクリーンディーゼル、運転に最適なドライビングポジションを取ることができる作り(オルガン式ペダルなど)、動物が躍動するような生物的なデザインなど、様々な工夫がされている。 

 

いわゆるミドルサイズSUVにカテゴライズされ、同じクラスにはCH-R・エクストレイル・フォレスターなどがあるが、これらの車種とも比較しても動力性能や環境性能は上を行くと感じる。

 

ハイブリッドに依存しない独自の視点がMAZDA魂を感じさせる。 多段AT搭載のミドルサイズSUVが気になりCX5の存在を知った。これもクリーンディーゼルとの相性の為と思われる。

 

MAZDA独特の魅力を感じるデザイン・ドライビングしやすく工夫された機能・環境にやさしいディーゼルエンジン搭載など、興味をそそられるものが他車と比べて多くあった。

 

MAZDA3もそうだが、車のサイズ感を感じさせない取り回しの良さや視認性の良さ、欧州車をイメージした曲線美はもはや芸術品だ。

 

値段見積もりも出してもらったが、価格帯も他車と比較して申し分ない。

まずはクリーンディーゼル。低圧縮比で稼働させることにより、尿素を使用することなく排ガスクリーン化を実現できていること。これにより尿素システムを交換するようなランニングコストを削減でき、動力性能も申し分ない。ディーゼル特有の低速トルクの高さもあり、運転は非常に楽である。

高速での追い越し時の加速フィーリングも十分にある。運転席も非常にドライビングポジションを取りやすく運転が容易にできる。所有して長期的に見ないと分からない部分はあるが、ひとつの選択肢として見るのも良いと思う。

 

オルガンペダルは単にアクセルを安定して踏み込めるだけでなく、ブレーキ踏み間違いにも一役買っているように思う。オルガンペダルは慣れるまで違和感はあるが高級車に採用されるだけあって慣れると楽に感じる。

 

同乗者からの乗り心地もよいとのこと。 安全装置の類が標準装備でなくオプションであること。これも逆に自分のクルマをカスタマイズ出来る利点もある。最近の車にしては、同じ価格帯で付けられる安全装備は少ないように思えるが、要らない機能は無駄である。

また、運転席や助手席は適度なホールド感を持ちつつもゆったりとした感覚だが、後部座席はかなり簡素のように感じられる。感覚的には他車よりも狭く簡素な感じに思われる。デザインの関係上、ここは妥協した部分かもしれない。

 

マツダコネクトは必要最低限といった感じでナビとしての性能は高いとは思えない。マツダコネクト搭載の場合は他社のナビが取り付け出来ないといった問題もあり、メーカー純正のナビ・オーディオしか使用できないといった問題点も挙げられるが、これは世界戦略の為。

ガラパゴス化した携帯と同じ事が日本のカーナビには起こっている。何もかもがオールインワンになり、今や衰退の一途を辿っているのはそのせいだ。 

 

34人家族向けの車で、その家族が年間数回の長距離旅行をするような機会があれば申し分ない。また、クリーンディーゼルということもあり、長距離ドライブをする機会が多いほうが、ディーゼルを選択する価値がある。それ以外はガソリンモデルのほうがベター。

 

雪国でもスリップすることはないので、雪国在住の方々にも申し分ない。ただし、カーキャリアを取り付けにくいデザインのため、自転車やスキー・スノーボードは車内に入れて移動する方が向いている。

シティーSUVといったコンセプトが妥当かもしれない。