【クルマネタ】走行中、エンスト!?ライフハック有り! 大型連休、長距離走行前の意識
夏休みや大型連休、クルマで遠くに出掛ける機会が増えますね。
安心安全に行く事が第一です。
その為には出掛ける前の日常点検を行う事をオススメします。
タイヤの溝や空気圧、オイルの汚れ、量。冷却水の漏れや量の点検。全く分からない方はクルマ屋さんにお願いしましょう。
少しでも分かる方なら自分でされる方が良いと思います。
出先で多いのはバッテリー上がりやパンク。走行に差し支えなければ走って帰れる事は出来ます。エアコンが効かなくなっても休憩しながらなら帰って来られますからね。
困るのは、大型連休でクルマ屋が休みで走行不能になった場合。事故はともかく、故障の場合もどうする事も出来ない。
JAFに対応してもらうか、損保に付帯されているレスキューサービスを使うのが一般的でしょう。
しかし、大型連休はとにかくJAFやレスキューが来ない💧2時間待ちは当たり前です。渋滞中なら尚更…
表題にある通り、走行中エンストした場合!
先ずは燃料切れを疑いましょう。最近はガソリンスタンドが減少しているのでこまめな給油をオススメします。
燃料メーターが故障している事もあるので、いつもより燃費がイイなあ!なんて思っていると危ないです。
燃料ポンプの故障もあり得る原因です。この場合はほぼお手上げですね。クランキングしても全くエンジンは掛かりません。いきなりエンジンが止まる事はないですが、段々と力が無くなり最終的に止まります。普段とおかしい場合は路肩に避難する事をオススメします。道路の真ん中で止まる事はとても危険です。
ガソリンエンジンの場合、キーONをした時に燃料ポンプを動かします。それは、これからエンジンを掛けますよ!って燃圧を掛ける為です。クーとかブーとか1秒くらい動きます。
この時点で音がしなければアウトですね。昔のクルマは何とかなる事もありましたが、昨今のクルマでは無理なのでJAF等を待ちましょう。
昨今のクルマはほぼ電子制御です。
エンストが最悪の故障と呼ばれています。
命に関わるからです。
電子部品の故障を感知すると何とかエンジンを止めないようにコンピューターが制御します。
エンジンを動かす為に必要な信号が絶たれた場合、フェイルセーフと呼ばれるモードに入ります。コンピューターが他のセンサーの信号を頼りに、擬似的に計算したモードに変更します。
この時にエンジンチェックランプがメーター内に点くと思われます。オレンジ色ですね。エンジン回転数制御であったり、速度制限制御であったりと正常とは異なるマップに変更されます。
これになれば何とか走れます。危険から回避する事が出来ます。
ここでライフハック!
何も前兆が無く、走行中にエンストしたら。いつもと違う感じで車体がブルブルしてマフラーから黒い煙を出しエンストしてしまう。
こんな症状の時、エンジンチェックランプが付いていなくても故障している場合があります。クルマやバイクを知っている方なら分かると思います。燃料が濃いな!って。
でもフェイルセーフに入らなくて走行不能の時!おそらくエアフロが故障していると思われます。日産車やSUBARU車が多いかな?
吸っている空気の量を測っているセンサーです。空気の量と燃料の量がおかしくなっている。著しくおかしくなり走行出来ない場合や、信号などで止まるとエンジンも止まってしまう場合は強制的にフェイルセーフに入れましょう。
知っている方なら簡単。
エアフロセンサーのコネクターを抜くだけ。
そうすると擬似的にマップが変わるので走行可能になります。ただし回転制御などが掛かります。エンストするよりはマシです。
何とかなってクルマ屋が開いたら駆け込みましょう。
クルマ屋もお休み、渋滞、エアコン効かないと暑くて溶ける…
もしかしたら回避出来るかも!