【クルマネタ】バッテリー電流制御(充電制御)って? 実験中だけど答えは見えてるって話し
最近のクルマってバッテリーの寿命が早くないですか?
昔は初回車検で交換とか考えられなかったですよね?
当たりのバッテリーを引いたら6年とか7年とか使えていました。
弱くなってくると前兆が出て、そろそろ交換か。って思っていた感覚でした。
しかし昨今はあるんです…
突然、エンジンが掛からなくなる事が。
ほぼ前兆を感じる事がありません。
しかも!バッテリーが高いんです!
私が乗っているサイズだと、昔は4000円くらいで買えました。
今だと20000円くらい(^_^;)
どうしてか?
原因があります。
それは燃費の向上の為。
- アイドリングストップ
- 電流制御をしている
- バッテリーの内部構造が変わった為
アイドリングストップとは
読んで字の通り、アイドリング時にエンジンをストップさせる事です。
ストップ制御させる事により、アイドリング時のガソリン供給を停止して燃費を稼ぐ機能になります。
ですが、エンジンがストップしていると発電されていません。
アイドリングストップ時にはカーナビ・エアコンなどにバッテリーのみから電力供給しなければなりません。
また、止まったり走ったりと何度もエンジン始動をしますので、大電流の放電が必要になります。
充電したり放電したりを繰り返している事になりますので、バッテリーには大きな負担になります。
電流制御(充電制御)とは
これも燃費向上の一種です。
聞きなれない言葉ですが、最近のエコカーと呼ばれるクルマ*1にはほぼ付いています。
エンジンが掛かっているとオルタネーター(発電機)も一緒に動いて発電しています。
発電していると負荷がかかり燃費が悪くなります。
ですので、バッテリーが元気な時は発電を控える制御をしています。
バッテリーが弱くなってくると発電を開始し始めます。
その繰り返しにより燃費を良くしている訳です。
アイドリングストップほどの充放電はありませんがバッテリーに負担がかかります。
バッテリー内部構造の変化
アイドリングストップや電流制御(発電制御)により、充電・放電の繰り返しが頻繁になります。
ですので、短時間で効率的に充電できる「高い充電受入性」が求められます。
その為、コストUPになり小売価格が上がっています。
ここで疑問!
バッテリーの値段と燃費ってどっちがお得?
ハイブリットと普通のガソリン車の値段差みたいな感覚です。
実験してます。
私のクルマは電流制御(充電制御)です。
オルタネーター(発電機)の電圧を車内からモニター出来るようにしました。
電圧の変化でオルタネーターの発電電圧の確認ができ、発電不良などの不具合を見つける事に役立てています。
電流制御中の電圧
電流制御を強制的に解除中
これだけ差が出ています。
電流制御中は12、7から12、8Vをキープしています。
電流制御を強制解除した場合、13、7から14、2Vくらいで変動しています。
この状態でどのくらいバッテリーが保つか実験中です。
18万キロでオルタネーター(発電機)を一度も交換した事が無いので故障が先になるかもしれません(^_^;)
燃費は充電制御中より強制解除後は1割ほど悪化しました。
これで燃費とバッテリーの寿命を検証していこうかと思います。
アイドリングストップ車は設定をOFFにする事をオススメします。
確実にバッテリーの消耗の方が早いです。
軽のバッテリーでも10000円はします。夏はエアコンも停止してしまいます。エンジンが停止しますから。信号ごと、停止ごとにアイドリングストップしていては車内も涼しくなりませんし非効率的です。
エコ=正しいとは限りません。
気になる方はコメント頂ければ分かる範囲でお応えしますよ!
*1:ハイブリットやアイドリングストップ車以外