【鬱病 双極性障害】双極性障害をこじらせない過ごし方
双極性障害とは完治しにくい
双極性障害は再発率の高い病気です。
そして、再発を繰り返すたびに症状が悪化していくという特徴があり、いかに再発させないかが大切になってきます。
そこで、今回は再発を予防し双極性障害をこじらせない過ごし方をご紹介していきます。
こじらせないポイントは3つ
双極性障害をこじらせないために覚えて欲しいポイントは以下の3つです。
1.服薬を継続する
2.規則正しい生活を心がける
3.ストレスを溜めない
それぞれに分けて詳しく説明していきます。
体調がよくても服薬は続けること
双極性障害は再発すればするほど悪化していくという特徴があります。
そのため、問題となる症状がなくなっても服薬をやめないことが大切です。
再発する原因で一番多いのは病気のことを甘くみる、もしくは、自分は完治したと勘違いしてしまい服薬を中止してしまうこと。
あの苦しい生活に戻らないためにも、症状が落ち着いた状態でも主治医と相談しつつ服薬は続けていきましょう。
規則正しい生活を心がける
双極性障害は、大変元気な「躁状態」と全く元気のでない「鬱状態」を繰り返す病気です。
そして、この症状を悪化させないためには落ち着いた日常を繰り返す必要があります。
なぜなら、二つの症状を強めないためです。
躁状態の時は元気があふれ眠らなくても動き回ることができます。
しかし、この状態を続けているといつか強いうつ状態が訪れます。強い鬱状態が訪れると次は酷い躁状態が襲うようになり、両方の症状がどんどん悪化していくのです。
そうならないためにも、規則正しいリズムで生活を続け、身体の状態をコントロールしやすくしていく必要があるのです。
ストレスを溜めない
双極性障害に関わらず、精神疾患に共通して必要な対処法は「ストレスを溜めない」ということ。ストレスはほっておくとドンドン膨れていきます。
膨大に膨れ上がったストレスはあなたから健康を奪っていくでしょう。
そうならないように、以下の2つの方法が有効となります。
- ストレスを受け流す
- ストレスを発散する
双極性障害になる人は生真面目で一生懸命な人が多いです。そのため、予期せぬストレスを全面で受け止めてしまいます。
例えば、嫌味の多い上司からの心ない一言をあびせられて「自分がダメな奴だから嫌なことを言われてしまったのだ」と自分を責めストレスをため込むケースがこれにあたります。
こんな時は、「私は悪くない。上司の性格が問題なのだ」と捉えることで必要以上にストレスを抱え込まずに受け流すことができます。
また、溜まったストレスを発散することも大切です。
嫌なことがあったときは、運動をしたり、美味しいものを食べて楽しい時間を作りましょう。親友と話をしたり、カラオケで熱唱してもいいです。自分なりのストレス発散法を定期的に実施することで体調不良になるリスクは減っていきます。
日々の安定が双極性障害を
こじらせない唯一の方法です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
双極性障害は治療法が見つかっている病気であるため必要以上に恐れる必要はありません。
しかし、正しい知識と対処法を知らないと人生を狂わせてしまう怖い病気にもなります。
楽しい日々を過ごすためにも上記で説明した内容を忘れず、生活を安定させてみてくださいね。