【鬱病 双極性障害と共存生活】

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【鬱病 双極性障害】双極性障害ってどんなもの?友人がなったときの対処法


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友人が双極性障害になったら。

あなたは「双極性障害ってなに?」「えっ精神疾患なの?」「どう付き合えばいいの?」と思っているでしょう。

今回は、そんなあなたの不安を解消すると共に、どのように付き合っていけばいいのかをご紹介しようと思います。

 

双極性障害は身近な病

双極性障害の発症率は日本の場合0.7%と言われ、約100人に1人の割合で発症すると言われています。同じ学校に通っている同年代に数人いるような感じです。そう思うと身近な病だということを理解してもらえると思います。

 

双極性障害を簡単に説明するとこんな感じ

では、双極性障害とはどんな病気なのでしょうか?簡単に説明すると、凄く元気になってしまう「躁状態」と酷く気分が落ち込む「鬱状態」を繰り返す病気です。

 

普段は優しい人でも「躁状態」になってしまうと寝ずに色々なことを始めたり、不遜な態度が著しくなり攻撃的な発言が多くなったり、借金をしてまでお金をつかってしまうこともあります。

 

その逆で「鬱状態」になると悲観的な考えが止まらなくなり、最悪の場合は自傷行為を実行しようとしてしまうのです。

 

双極性障害には2種類の分類があり、躁状態が極端に出るのがⅠ型、軽く元気な状態が出るのがⅡ型とされています。発症率はⅡ型の方が多いです。

 

友人が双極性障害になった時の対処法は3つ

 

仲の良い友達が双極性障害になったと聞いたら、まずは3つの対処法を実行していきましょう。

 

1.双極性障害に対する正しい知識を身につける

2.症状の出始め(初期徴候)について教えてもらう

3.頑張りすぎない

 

詳しく説明していきます。

 

まず双極性障害に対する正しい知識を知ってください。

とっても元気な状態が続いたと思ったら急にネガティブになり、ひきこもってしまうような状況になる場合があります。その変化は突然訪れ、またどれくらいの期間で切り替わるかは個人によって違います。

 

また、急に不遜な態度になり攻撃的なコミュニケーションを図ってくるケースもあります。それは本人の性格ではなく病気の症状であるということを知っておいてください。そうしないと二人の関係を維持することができません。

 

あなたが友人に振り回されないためにも、そして友人があなたに迷惑をかけないためにも病気に対する知識は必須であると覚えておいてください。

 

そして、体調が悪くなり始める初期徴候というシグナルについて教えてもらってください。躁状態や鬱状態になるタイミングには兆しとなる徴候や動作があります。個人差はありますが、眠らなくなるとか多弁になるなど些細なシグナルが必ず出るのです。

 

このシグナルは本人では気付けないものなのです。友人の調子が悪くなる前にあなたが気づき、不調に突入していっていることを伝えてあげることで友人は体調を安定させることができます。

 

そして一番大事なことはあなた自身があなたでいるということ。病気を患った友人のために普段と違う行動をたくさん行ったり、気を使いすぎることは友人にもあなたにも有益なことではありません。

 

できる範囲でサポートしながら共にいる時間を楽しむ。それが友人にしてあげられる最大の支援です。

 

まとめ 

 

普段通りに接し有事の際に助ける

いかがでしたでしょうか?精神疾患と聞くと身構えてしまうと思いますが、身近な病であり対処法は難しいものではないことを知っていただけたと思います。

 

ちょっとした変化を伝えることは友人しかできないことでもあります。大事な友達が双極性障害になった時は、このことを思い出しながら楽しい時間を過ごしてくださいね。