【クルマレビュー】フェアレディZ32 2by2 ツインターボ 平成元年式
フェアレディZ32のキャッチコピーは
「スポーツカーに乗ろうと思う」
というキャッチコピーで売り出された、日産のスポーツカーです。
このスポーツカーの特徴は「日本車らしくない」ところではないでしょうか?
パッと見ると、「フェラーリ」っぽいし、「何か外車に見えるところ」もカッコいいと思います。
この時代では斬新なデザインでしたね。
独特の流線形のフォルムに、キツイ目のヘッドライト。一度見たら忘れられないスポーツカーだと思います。
日産の傑作スポーツカーだと思います。未だにこのフェアレディZ32に憧れを抱いております。心の中で「俺もいつかこのカッコイイスポーツカーに乗ってやるぞ!」と思っておりました。
毎日毎日、心の中で思っておりました。どうしても欲しかったので。フェアレディZ32のオススメポイントとしては、先ず「スポーツカー好き」ならば一度は乗っておきたいスポーツカーだと思います。
やはり日本車らしくないデザイン、キツイ目のヘッドライト、独特の流線形のフォルム。独特のエンジン音・・・優雅にスポーツカーを楽しみたい人には、最高にオススメな車だと思います。
「外車に乗っているような感覚」
乗っていると「外車に乗っているような感覚」になるので、ちょっとした贅沢気分と優越感に浸れると思います。運転席は戦闘機のコックピットを思わせるデザイン。
しかも馬力が280馬力あるので、速いですしツインターボとなると「加速力」もかなりあります。
単純に「走り」を楽しみたい人にも、オススメできるスポーツカーだと思います。ゼロヨンやゼロセン等をしてみると、面白いかもしれませんね。
「とにかく燃費が悪い」
フェアレディZ32の改善点としては、スポーツカー全般的に言える事かもしれませんが、「とにかく燃費が悪い」。(笑)
しかもリッターで2キロくらいしか走りませんし、コンピューターなんて替えるとリッターが1キロくらいになります。さすが、バブルカーですね。
ガソリン代が安かった当時でも毎月4~5万円なんて当たり前な部分が懐事情に響きます。
それとFRで280馬力もあるからか、パワードリフトをしかけると、「ケツを振ります」というか・・・「ケツを振りすぎ」ます。車重が重いのでコントロールが難しい点もあります。
きちんと、ハンドルを握って手に本革のグローブ等を運転しないと操れない時もあります。低車高でルーフも低かった為、ヘルメットがヘッドライニングにぶつかる珍事もありましたが(^_^;)
サーキット向けですね。当時ではABSの装着率が低かったですが、ストレートからフルブレーキングしてもABSが作動して挙動の修正が安定しています。当時としてはとても挙動修正に優れたクルマだと思います。
僕のように「車好き」だったり、「スポーツカー好き」の方には絶対にオススメだと思います。まさにフェアレディZ32のデザインは、「男のロマン」が詰まっているデザインだと思います。未だに外装、内装は魅力的で個性的だと思っています。
ガソリン代、車検代が高くても、「この車は一生手放さないんだ!」と思える車ですよ。それと金銭的に余裕のある会社経営者か、独身者に限ると思います。
まぁ・・・維持費がかかりますね。 ガソリン代と保険代は毎月の事なので、中々な出費となってしまいます。しかも、経年劣化で部品供給も少ない中での所有は金銭的に余裕のある人向けだと思います。
家族向けの車ではないことは確かです。男のロマンを感じる一台だと思います。